栄和ガーデン株式会社 スタッフブログ

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素材の話―石編

こんばんは、村山です。 さて、本日は趣向を変えまして、石の話をチラッと書いてみたく思います。 語ろうとすればするほど、長くなりますので。 とても簡略して、わかりやすく、ものすごく簡単に書きます。では、行きます↓

皆様は、石というと、どの様な石材を思い浮かべますか? 道端の石、河原の石、ミカゲの石、大理石、砂岩、宝石・・・・などなど、 思い浮かぶ石は別のものかと思います。

では、石はどのようにできたか、聞いたことはありますか?

実は、このでき方によって、石のイメージが大きく変わるのです。 有名所のみまとめてみますね。

①ミカゲ 古くから、外構工事で用いられてきた、ミカゲの石。 これ、実はマグマが固まったものなのです。 それもゆっくり固まったもので、地球の深いところで 固まったものです。その為、大きい石が取れます。

②鉄平石 よく、アジアンな雰囲気で用いられる、鉄平石(ジャワ鉄平など、 聞いたことがあるかもしれません)ですが、こちらもマグマです。 ミカゲとの違いは急速に固まったものです。地表に流出した ものが多いです(地球の深い所より、地上のほうが寒いので)。 そうです、先程のミカゲは大きいものが取れると書きましたが、 鉄平石の類は薄いものが取れます。マグマが地表で固まる 姿をイメージして頂ければ、なんとなくつかんで頂けるかもしれません。 なお、この安山岩(鉄平石もこの一種です)は地震の多い、 ニュージーランドインドネシア、日本、アラスカ、アメリカ西海岸、 アンデスの辺りで取れるそうです。地震大国の為ですかねえ。 カッコイイ石なので、ラッキーです。 安山岩という名称も元はアンデス山脈で取れる石・・・という 意味から来たそうですよ。

③砂岩 近年、人気の砂岩です。火山灰や生物の遺骸等が、堆積し、 できたものです。その為、シダの化石などが入っていたりするのは その為です。層になっています。とても綺麗です。 自然の恵み・・・その言葉がまさしく合う石です。

長くなりそうですので、この辺でやめておこうかと思います。 何を言いたかったかというとですね、石は、 それ自体が地球からの贈り物なのです。 そう思ってみると、石の印象が変わってきます。 最近、私は石を見る度、「君はどこから来たの?」と語りかけています。 長年を経てできた石。まだまだ、経年変化は続いていることでしょう。 もしかしたら、石も生きているのかな・・・そんなことを 時々思ってしまいます。