こんにちは、齋藤です。
いきなりですが、今回から数回に分けて世界各国の庭を紹介したいと思います。
イタリア→フランス→イギリス→イスラム→中国→日本の順でご紹介しますので、
各国の雰囲気を感じていただければと思います。
異なる国同士や時代背景を比較して庭を見てみると、
それぞれ納得の理由で庭が作られているのが分かります。
今回は「イタリア式庭園」についてです。
起伏に富んだ地形を持つイタリアには、斜面を利用した庭園が多くあります。
高低差を利用し、幾段ものテラスを作るという特徴があります。
背景の山から水を引き、滝や噴水をつくり水のサウンド・スケープを楽しみます。
建物と一体となって空間を構成しています。
軸線を設定し、左右対称の構成、
噴水や彫刻などの人工物を配置し庭園の内部から周囲の風景を楽しみます。
以上が、イタリアの貴族の庭園の特徴です。
例として、「ランテ荘」という貴族の別荘が挙げられます。
以下引用
引用終わり
出典:建設コンサルタンツ協会
次回は「イタリア編2」として、紀元前後のお庭と、農村のお庭を紹介したいと思います。