こんにちは、齋藤です。
今回は、イギリス式庭園について紹介します。
イギリスでは曲線を多用し、なだらかな起伏を要し、自然風景のような庭園を作り出しました。
イギリス貴族の間で、地中海風景や古代風建築を描いた写実的な風景画が流行し、
「実際に、窓の外にその風景を作り出してしまおう!」という考えからの庭園でした。
風景式庭園(ピクチャレスク・ガーデン)と呼ばれます。
「スタウアヘッド・ガーデン」という庭園がよく知られています。
ピーターラビットが出てきそうな雰囲気です。
また、上記とは別に、フランス式庭園の様式を取り入れた人工的な雰囲気の庭園も流行しました。
以下引用
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出典:Wikipedia
イギリスには、プラントハンターという職業があり、世界各国の植物を自国へ持ち帰っていました。
19世紀の産業革命で、ガラスや鉄材の大量生産が可能となり、温室が普及しました。
ロンドンではスモッグのため都市環境が悪化したことも、
室内で植物栽培をする機運を高める結果となりました。
世界遺産の「キューガーデン」も、その頃からの遺産ですね。
次回は、イスラムの庭園についてご紹介いたします。
イスラムの庭が個人的には1番好きです。
◆前回まで