こんにちは、齋藤です。
先日、横浜で開催されていたエッシャー展へ行ってきました。
撮影可能展示スペースに不思議なカーポート屋根がありましたので、ご紹介します。
鏡に映っている方は、ギザギザ屋根なのに、実物は緩やかな円を描いたような屋根です。
この他にも、錯視を利用した作品がたくさんありました。
エクステリアにも錯視を利用している例がいくつかあります。
門袖の色配分であったり、土間(地面)のタイル貼りであったり、
色と模様付けによって空間を実際よりも広く見せる効果があります。
そのことに触れている記事がこちら↓です。
エッシャーの作品は好きで、よく見る機会があったのですが
エッシャー本人が製作している様子を動画で見たのは今回の展示が初めてでした。
版画だということは分かっていたのですが、どのようにして
鉛筆で描いたような細い線を彫っていたのだろうと不思議でした。
専用の道具と、拡大鏡を使って丁寧に彫り上げていました。