こんにちは、村山です。
また、前回の更新から離れてしまいました。
前回、町田市の東急ホームズさんの現場で、植栽工事を行います。
長くなるので、また、書きます・・・としていました(忘れてますよね?苦笑)。
植物を植えた後の写真です。こちらの現場、既存間知擁壁の裏が見えていると
思います。実は、車庫スペースを2台という条件があった現場でした。
既存間知も構造に関わる部分は解体が出来ないのですが、
車庫も極力広く取りたい・・・花壇スペースで調整を行ってみました。
その為、2枚目の写真で植物が手前に植えてあるのはそのせいです。
このままでは、見た目のバランスが・・・と思い、今回、砂利でバランスを取ってみました。
この化粧砂利が入るだけで、一気に華やかになりますよね??
これが砂利のパワーです。お客様に砂利の金額はよく驚かれる(高い)のですが、
空間を彩りを与える大切なマテリアルです。やっぱり、これが入るだけで、一気に変わるんです。
青っぽい化粧砂利はイギリスの砂利(三楽 ブルースレート)。
白い丸っこい砂利はフランス産(三楽 ニューフレンチコブル)です。
ポットの中の玉砂利はインドネシア産(三楽 ホワイティペブル)です。
よーく見て頂くと、フランス産の丸っこい砂利を擁壁側にズラしたりしているのですが・・・、
実は、これで視覚のトリックを狙いました。先程の話で、諸々の条件で花壇の土のスペースを
取ることができず、結果的に、植物は手前にしか植えることができませんでした。
しかし、奥にコブルを自然に置くことで、視点の位置をズラしています。
知らない内に、奥の空間にも目が行くように、狙ってみました。
この日、仕上げ工事で訪れていたのですが、植物に水を上げていた際、
丁度日が射してきました。植えた植物達(今回は、直接買い付けに
行ったり、色んな土地から送ってもらったり、こだわって選びました)は、
陽を浴びて、風になびいて、すごく気持ち良さそうでした。
こだわりの化粧砂利にも水がかかって、砂利は紫色に発色し、植物と共に空間全体が
キラキラと輝き出しました。その瞬間、特別な気分になりました。
やっぱり、この化粧砂利で良かった。この植物を選んでよかった。
後は、お客様に喜んで頂きたい、最後までシッカリ気を抜かないでいこう。
(この時はお引き渡し前でしたので)そう思いました。
追伸:K様先日は、ありがとうございました。今度、完工写真の撮影に
伺います。今後共、よろしくお願いいたします。