こんにちは、齋藤です。
アウトドアリビングの連載の最終回です。
エクステリアを考える上で、10項目の案の組立て方を簡単にご紹介します。
下記のようなポイントを考えて、設計にいかしています。
1.スタイル
室内と外空間に、連続性を出すため、
インテリアとエクステリアに同じ素材を使うなどして、
スタイルを確立させる。
2.ゾーニング
建物の間取り図のように、庭空間にもゾーニングが必要となります。
そうすることで、無駄な空間を無くします。
3.サイズ
ゾーニング計画によって、分けられた空間の、サイズ調整を行います。
芝の面積や、タイルテラスの大きさなどです。
そこで何をするかを参考に決定していきます。
4.パーツ
弊社では、「金物工事」と呼ばれる部分の商品を決定します。
カーポート屋根や、門扉、表札、ポスト、
テラス屋根、照明などの商品です。
5.レベル
壁の高さによって、目隠し効果を高くしたり、視界が広がるようにしたり、
樹木の大きさを設定します。
特に小さな庭では、物の高低差によって体感する広さが変わってきます。
6.フォーム
インテリアの雰囲気と連続させるため、
モダン、シック→ストレート、スクエア
ナチュラル、エレガント→ラウンド、カーブ
といったように、形づくる輪郭の参考にします。
7.カラー
色による印象付けは重要です。
すっきりとして印象にしたいのか、柔らかい印象にしたいのかで
合わせる色を考えます。
8.マテリアル
弊社では、「土間工事」と呼ばれる部分の商品を決定します。
自然石やタイル、インターロッキング、レンガなどです。
自然石やレンガは、イニシャルコストがかかりますが、
コンクリート製品や塗り物は、メンテナンスコストがかかります。
9.ツリー&プランツ
樹木や、下草が入るとエクステリアが「完成した!」という感じがします。
全ての要素をまとめてくれる役割があります。
10.マインド
お客様と共に、どのような景色をつくり、遊び、過ごすのかを
想像しながら設計する気持ち。
打合せにて、ご要望をたくさんお伺いできればと思います。
詳細は、下記の記事をご覧ください。
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【前回まで】