こんにちは、村山です。
先日の台風、すごかったですね。今更感が出てくるかもしれませんが(笑)、
ここの所、バタバタしていまして、台風にやられた小枝の除去が
追いついていなかったのです。ようやく、本日、撤去作業に取り掛かれました。
そうそう、今回の大型台風ですが、『風台風』というらしいです。
潮風を吹き込んできて、周囲にまき散らしていくタイプの台風です。
風は強いけど、雨はそんなでもない、みたいな。
海を通る際、潮風を巻き込んできて、その潮風をまき散らしながら
過ぎ去って行く・・・。
こういった台風が、外構的には、大問題なのです。
代表から、『結構問い合わせが来ている』との話を聞いたので、
皆さん気になっているのかなと思いまして、ブログにまとめてみますね。
台風の塩害で、ポストに錆が出てしまいました。
ポストなど、一般的に、エクステリア業界で使われている
ステンレス素材の商材は潮に弱いんです。
(一般的に・・・と書いたのは、ステンレスの化学的な成分を変更することで、
実は、潮に強いステンレスもございます。例えば、SUS304など、SUS以下に番号が
あるのをご存知でしょうか。これは成分の違いを識別するための記号なのですが、
湾岸工事で使われるステンレスはこの強いタイプを使用しています。
残念ながら、エクステリア商材で使われるステンレスは、この潮に強い
ステンレスは使用されていないイメージがございます。)
対策①:錆びる前・・・台風が過ぎた直後で、錆びる前段階でしたら、
水洗いをしてください。
対策②:錆びた後・・・ステンレス用の錆び取りシートで拭きながら、
錆落とし。終わったら、必ず水洗いをしてください。
対策③:錆びた後・・・ピカールなどの薬剤を柔らかい布にとって、
拭きながら、錆落とし。その後で新しい柔らかい布で再度、
拭いて、最後に、水洗い。
ステンレスの錆び落とす薬剤はすごく強いので、絶対に、最後の
水洗いを忘れないでください。以前、現場で、引渡し前に、
ステンレス磨きをした時にも、手がものすごく荒れました。
また、金物についている商品のロゴマークなども
拭いていると落ちてしまうかもしれませんので、ロゴなどは
避けるようにして拭いた方が無難です(それだけ強い薬剤です)。
植物も、塩害の影響で、葉っぱにダメージを受けてしまいました。
(中には海岸沿いで育つような、潮風に強い植物もございますが、)
大抵の庭木は潮風には弱いです。その為、写真の様に、葉がチリチリに
なって、色が変わって、落葉してしまいました。
弊社のモミジなんかは、紅葉とは言えない、貧相な姿に
なっています。葉っぱの色が変わっているのに、なんというか・・・笑
今年の紅葉シーズンはどうなってしまうのでしょうか。
対策:台風が過ぎた直後、葉っぱの上から、ホースで水を
かけて、潮水を洗い流す。とにかく、上から、
ガッツリかけておいてください。
なお、葉っぱがチリチリになってしまったら、戻りませんので、
新芽が出るまで諦めてください。例えば、モミジなどの
落葉樹に関しては、来春のシーズンまで、お休みと考えて
ください。
カーポートや伸縮門扉など、台風の事前養生以外にも、
台風が過ぎた後もこういったことが必要になります。
綺麗な状態を維持するきっかけになれば、幸いだなと、
このブログを書いてみました。
なお、弊社は横浜市、川崎市、秦野市、伊勢原市、厚木市、大和市、
相模原市、鎌倉市、逗子市・・・、また、町田市(一部東京も)にて、
外構工事・エクステリア工事をやっております。
工事が終わった後も、アフターサービスで、エンドユーザーの
お客様とつながることをモットーにしている、会社です。
外構のリフォーム工事もやっておりますので、何かの工事を
ご検討の中のお客様は是非、お問合せ頂ければ幸いです。