こんばんは、村山です。
近年のエクステリア・ガーデンのお問合せの中に、スロープに関するご相談を
受けるケースも増えてきました。
バリアフリー住宅の基準ですが、屋外のスロープの場合、
1/15(0.66%)の勾配が基準となります。
一般的に車庫土間の基準が2%~であることを考慮すると、
少しキツめの車庫勾配ぐらいの感覚です。
なお、よく勘違いされる話なのですが、1/12(0.83%)の勾配は、
バリアフリー住宅でも、屋内の基準ですので、お間違いの無いよう、
ご注意ください。
外は、雨が降ったり、落ち葉が積もったり、屋内よりも
危険な面もございます。その為、勾配に関してなどの基準も
より厳しい値となります。
建築の設計段階で、スロープ工事を入れる予定でしたら、
建物の設計士さんに一度、ご相談してみてはいかがでしょうか。
勾配の関係上、もしくは、車いす用の住宅用エレベーターを
取付が可能な位置に、建物の配置検討なども必要になる為です。
屋外のスロープ、奥が深いです。