こんにちは、村山です。
随分前ですが、ブログにまとめた、設計GLの話、
反響があったので、他にも図面用語に関してまとめてみました。
図面に書いてある、BMとの記載にご注意ください。
こちらは、『ベンチマーク』の略です。
ベンチマークとは、測量の際の基準です。
よくあるのが、前面道路にある、マンホール天端(マンホール蓋の上部分)を
ベンチマークにするケースです。
以前のブログでは、設計GLとは何かについてまとめましたが、
設計GLを決定する際、基準点のベンチマークから幾つを元に
計算します。その為に必要なレベルがBM(ベンチマーク)です。
図面によっては、TBMと書いてあるケースもあります。
ここでいう、TBMとは、Temporary bench markの略で、
レベルを取るために、一旦基準としたベンチマークから
更に移設してベンチマークした場合に使うとのことです。
分かりやすく書くと、測量の際、障害物があって、
レーダーがうまく使用できないケースが多々あります。
その際、わかりやすいポイントにベンチマークを再設置し、
そこからの高さを計算して、測量を進めるのですが、
そのことだと思います。
但し、外構図・エクステリアの図面の場合、高い確率で設計GLを
基準に図面が作成されているので、図面を見る際は、
まずは、設計GLにご注意くださいね。
もう少し、書きたいのですが、長くなったので、今日はここまでにします。