こんばんは、村山です。
先日のブログに引き続きまして、建築図面の話です。
昨日、設計GLやBM(ベンチマーク)との絡みに関して、
もう少し書きたかったのですが、長くなったので、続きを書きます。
★復習
エクステリア計画・外構計画を行う上で、まず重要なのは設計GLです。
設計GLとは、建物が建つ基準の高さです。そして、エクステリア図面・
外構図面の場合、多くの会社がBM(ベンチマーク)より、設計GLを
ベースにプランを進める傾向があります。
★本題
外構工事・エクステリア工事の図面を見る上で、敷地内の土が流れないように、
ブロックを積む際、GL+100などと、表記があると思います。
これは、設計GLより10cm高くブロックを積む意味です。
例えば、タイルテラスはGL+350(建物の建っている地面より、35cm高い)や、
ウッドデッキがGL+500(建物の建っている地盤より50cm高い)などと、
図面を見るだけで、何となく外構計画・エクステリア計画の
高さを把握することができます。
★まとめ・・・建築図面の単位とは
今日一番伝えたかった内容ですが、建築図面はミリ単位を基準に設計しています。
これは、エクステリア図面・外構図面も同様です。
35cmが350mm、50cmは500mm、10cmは100mmなどです。
これを知っておくと、図面を見る際、よりわかりやすいのではないかと思いました。