こんにちは、齋藤です。
先日「ゴッホ 最期の手紙」という映画を観てきました。
62,450枚の油絵によるアニメーション映画です。
公開情報が出たときからとても楽しみにしていた作品です。
テレビアニメーションでも製作の現場は修羅場と聞いていましたが、
それを油絵で製作するのは並みの精神力では出来ないなと思いました。
パンフレットにも
「動かすために少しずつ変化はあるが、ほとんど同じ絵を
何百枚も描くのは、体力的にも精神的にも大変なものでした。」
とありました。
1秒1秒が素晴らしい絵画で、とても構図と色の勉強になります。
ゴッホはデッサン力があまり無いと言われていますが、色彩のセンスは超人的です。
また、有名な色々な絵の登場人物たちが動き出すので、とても面白いです。
観る機会がありましたら、是非。
ゴッホの伝記を読む時間が無いという場合、マブレックス著の「ゴッホちゃん」という漫画がお勧めです。
脚色が強いですが、面白いです。
1月8日まで、東京都美術館で「ゴッホ 巡りゆく日本の夢」という展覧会も開催されています。
ゴッホやロートレックたちが影響を受けた葛飾北斎の「北斎とジャポニズム」(1月28日まで)も、
近くの国立西洋美術館で開催され、お互いの展示会の半券があると割引になります。
1日に両方を見るのは中々大変かと思いますが、影響し合う作品を見るのはとても刺激的だと思います。
(エクステリアと関係のない記事になってしまいました…。)