栄和ガーデン株式会社 スタッフブログ

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世界の庭-フランス編-

こんにちは、齋藤です。

今回は、フランス式庭園について紹介いたします。

 

15世紀頃、イタリア式庭園の様式を取り入れ、

軸線を設定、左右対称の構成で、池や人工的な整形を施した植栽(トピアリー)

を配置するといった庭になりました。

有名な例では、ヴェルサイユ宮殿の庭です。

以下引用

ヴェルサイユ宮殿 庭

引用終わり

出典:Wikipedia

イタリア式庭園と異なるのは、

イタリア式庭園は、「庭園内部から周囲の風景を楽しむ」庭だったのに対し、

フランス式庭園は、「権力者が建物から見渡すため」の庭となりました。

 

ヴェルサイユは高地ではありません。

噴水用の水を引くため、10Km離れたセーヌ川に機械を設置し、水道橋を作りました。

水の無いところに水を引き、「自然をも作り出す」という力の現れです。

 

トピアリーというと、映画「シザーハンズ」が思い浮かびます…。

次回は、イギリス式庭園について紹介したいと思います。

◆前回まで

世界の庭-イタリア編1-

世界の庭-イタリア編2-