栄和ガーデン株式会社 スタッフブログ

神奈川県のエクステリア会社(外構工事・庭リノベーション)が現場の声をお届け!

空間アーティスト

こんばんは、村山です。 昨日、大和市で施工中の現場に行ってきました。

丁張りはアート

↑お伺いした際、門袖壁の為の丁張(ちょうはり)真っ只中でした。

丁張とは・・・工事の為の位置出し作業です。 工事を行う際の基準造りと考えて頂ければ わかりやすいかなと思います。 空間の中で土もボコボコしていますし、 基準を作らないと工事ができない為、 基準造りです。別名、遣り方(やり方)、 水盛り(みずもり)です。

※但し、職人さんによって、施工法が異なるため、この方法を 用いない方もいらっしゃいます。流儀はいろいろあるため、 一例として見て頂ければと思います。

見れば見るほど、アートです。正直、門袖を作って、丁張を壊すのが もったいないと感じてしまいました。でも、門袖の為の丁張なんですよね!笑 壊すのに、綺麗につくる・・・聞いてみたところ、『門廻りだから 庭の袖壁よりも門みたいに作ってみたんだよ~』とのこと。ますます、 壊すのがもったいなくなってしまいました!笑

すごい掘削

↑そして、この丁張下、門袖の基礎を作るため、土をガッツリと 掘ってもらいました。こちら、手掘りです。図面を絵で描くのは簡単ですが、 現場はものすごい力仕事です。完成したら、見えない部分ですが、この深い所に、 コンクリートで門袖の基礎を作ります。見えない部分でも、暑い中でも シッカリ施工する職人さん、心から尊敬します。

地盤改良中の井田先生

↑職人の井田先生です。地盤改良(じばんかいりょう)を行っているところです。 埋め戻す土をしっかりとした地盤にするため、改良材を混ぜて、キッチリ転圧を かけている所です。井田先生が手にしている『タンパ』、実はメチャクチャ重いです。 それを軽々と地面に打ち付ける先生・・・地面が揺れていました!笑

配筋中の井田先生

↑配筋中の井田先生です。地盤改良した上に、アクセントの壁を施工します。 その為、鉄筋を組んでいる所です。写真だとわかりにくいのですが、 ものすごいスピードでした。

袖壁の配筋

↑配筋が終わったところです。整然としていますよね?これ、すべてキッチリと 寸法を測って組んでいます。この後、鉄筋キャップをされていました。 キッチリ施工と安全配慮、そして綺麗な現場造り。私も心を入れ替えようと思いました!笑 いや、本気で、そろそろ会社の机廻りを綺麗にしないとなと。サンプルの石とかで、時々、会社でも特にデンジャラスな空間になっているので・・・(苦笑)

『職人魂』・・・井田先生と話していて、現場を見ていて、職人魂を実感しました。 一言で言い表すと、『空間アーティスト』です!完成したエクステリア、 その姿も大切ですが、それと同じくらい、工事中の職人さんの製作風景も大切だなと。 少しでも、見て頂ければ幸いだなと、書いてたら長いブログになっていました。

井田先生、昨日はありがとうございました!貴重な瞬間に立ち会えたと思います。 『モノ造り』をする上での考え方、色んなお話を聞くことができ、心から尊敬しております。 また、現場にお伺いします。是非、見させてください!

追伸:K様、今回は弊社をお選びいただきまして、ありがとうございました! また、お伺いさせていただきます!